NOOS WAVE:半田広宣が語るヌーソロジーのエッセンス
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NOOS WAVE:半田広宣が語るヌーソロジーのエッセンス

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ヌーソロジーとは何か? 

ヌーソロジーって何なの?とよく訊かれる。一応、「noosology」と綴っているので、字義的に言えば、noos(ヌース)とlogyを組み合わせたものということになる。 noosとは古代ギリシアの哲学者たちが好んで使っていた言葉で「神的知性」の意味があり、logyは英語の接尾辞で「~学」や「~論」を意味する。 僕たち人間にとって、世界はまず"与えられる"ことによって存在している。人間はこの与えられた世界を感官を通して知覚し、そこから、ああでもない、こうでもないと、知性を働かせ、いろいろと思考する。その意味で、人間の知性は受動的なものだ。受動的なのだから、この知性は、モノや世界の仕組みがどうなっているのか──つまりHOW?という疑問に関しては事細かく考えることができるが、それらがなぜそのようになっているのか──つまりWHY?のそれに対しては何も考えることができない。受動的なのだから仕方がない。神的知性というのはそれとは全く逆のものと考えるといい。神が世界を創造するにあたって、そこにはおそらく何もない。 だから、神はそこから一つの思考を能動的な知性の名のもとにおいて発出させる。この思考は前もって対象を持たないので、思考自体が対象へと変身を遂げるしかない。そうやって、思考することがそのまま生成となり、その思考の身振りの連続性が世界を一つの生命として組織化していく。だから、この知性はすべてのWHYにも容易に答えることができる。神的知性なるヌースとはそういうものだと考えるといい。 ヌーソロジーはこのヌースの在り方を具体的に思考していく学である。別の言い方をすれば、物質の中に潜む精神の有り様を露にしていく「反転の存在知」と言ってもいいだろう(by 半田広宣)。


半田 広宣(Kohsen Handa)プロフィール


武蔵野学院大学スペシャルアカデミックフェロー、ヌースコーポレーション代表取締役。意識物理学者。1956年福岡県生まれ。83年より、ニューサイエンスの研究を糸口として、本格的に意識や物質を新しい視座で捉えるアプローチの探究に入る。91年、独自の宇宙理論である「ヌース理論」のレクチャーを全国各地で実施。2000年4月ヌースアカデメイアを開設。 『2013:シリウス革命―精神世界、ニューサイエンスを超えた21世紀の宇宙論(コスモロジー)』(1999年8月たま出版刊)、『シュタイナー思想とヌーソロジー 物質と精神をつなぐ思考を求めて 』(2017年9月ヒカルランド刊。福田秀樹氏、大野章氏との共著)など、著書多数。最新刊は、ヌーソロジーで5大ヒット映画(『君の名は。』『新世紀エヴァンゲリオン』『ロード・オブ・ザ・リング』『マトリックス』『2001年宇宙の旅』)を読み解いた『奥行きの子供たち~わたしの半身はどこに?』(2019年4月VOICE刊。春井星乃氏、まきしむ氏との共著)。

■半田広宣 著書

■半田広宣 ブログ


月山 ユミ(Yumi Tsukiyama): ヌーソロジー初心者のOL


チャンネルガイド役を務める月山 ユミよりひと言:「このチャンネルでは、初心者の私が、半田広宣さんをはじめとするヌーソロジストの方々に色々な質問を投げかけながら、ヌーソロジーのエッセンスをなんとか炙(あぶ)りだしていきたいと思っています。リスナーの皆さん、ぜひ一緒にヌースの波に乗って、楽しんでいきましょう!」


西那留かおり(Kaori Seinaru): ヌーソロジー初心者のOL


かおりよりひと言「ヌーソロジーと出会って間もない私。初心者ならではの視点でヌーソロジストの方へいろいろなお話を伺っていきたいと思います。どんな発見ができるか、リスナーの方と同じく、とても楽しみにしていま~す」


※このチャンネルへのご意見・ご感想はこちらまで

nooswavetokyo@gmail.com


■ヌーソロジー関連サイト/ブログ/動画: 

(以下順不同)


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