キリストの平和教會2022年7月17日「本當の自分に帰る時」ルカの福音書第8章26〜39節
33min2022 JUL 18
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ルカの福音書 8:26 こうして彼らは、舟で、ガリラヤの反対側にあるゲラサ人の地に著いた。 8:27 イエスが陸に上がられると、その町の者で、悪霊につかれている男がイエスを迎えた。彼は長い間、服を身に著けず、家に住まないで墓場に住んでいた。 8:28 彼はイエスを見ると叫び聲をあげ、禦前にひれ伏して大聲で言った。「いと高き神の子イエスよ、私とあなたに何の関係があるのですか。お願いです。私を苦しめないでください。」 8:29 それは、イエスが汚れた霊に、この人から出て行くように命じられたからであった。汚れた霊はこの人を何回も捕らえていた。それで彼は鎖と足かせでつながれて監視されていたが、それらを斷ち切っては、悪霊によって荒野に駆り立てられていた。 8:30 イエスが「おまえの名は何か」とお尋ねになると、彼は「レギオンです」と答えた。悪霊が大勢彼に入っていたからである。 8:31 悪霊どもはイエスに、底知れぬ所に行けと自分たちにお命じにならないようにと懇願した。 8:32 ちょうど、そのあたりの山に、たくさんの豚の群れが飼われていたので、悪霊どもは、その豚に入ることを許してくださいと懇願した。イエスはそれを許された。 8:33 悪霊どもはその人から出て、豚に入った。すると豚の群れは崖を下って湖へなだれ込み、おぼれて死んだ。 8:34 飼っていた人たちは、この出來事を見て逃げ出し、町や里でこのことを伝えた。 8:35 人々は、起こったことを見ようと出て來た。そしてイエスのところに來て、イエスの足もとに、悪霊の去った男が服を著て、正気に返って座っているのを見た。それで恐ろしくなった。 8:36 見ていた人たちは、悪霊につかれていた人がどのように救われたか、人々に知らせた。 8:37 ゲラサ週辺の人々はみな、イエスに、自分たちのところから出て行ってほしいと願った。非常な恐れに取りつかれていたからであった。それで、イエスが舟に乗って帰ろうとされると、 8:38 悪霊が去ったその人は、お供をしたいとしきりに願った。しかし、イエスはこう言って彼を帰された。 8:39 「あなたの家に帰って、神があなたにしてくださったことをすべて、話して聞かせなさい。」それで彼は立ち去って、イエスが自分にしてくださったことをすべて、町中に言い広めた。